飲んで眠ってまた飲んで。酒好きの聖地「BAR HOTEL 箱根香山」に泊まる

最近のホテルブームでいろんなタイプのホテルができている。ブックホテル、漫画ホテル、恐竜ホテル、無印ホテル、、、その中で一興味津々だったのが、「BAR HOTEL」。バーがホテルになっているという夢のようなホテル。前から気になっていたけれどようやく夢が実現!18時、ウエルカムシャンパンとともにチェックイン。このホテルのチェックインは18時で、レストランがなく軽食だけの用意なので、外で食事をしてからのチェックインということだけど、ほとんどの人がキッカリ18時にやってくる。皆さん飲む気満々な感じ。チェックインもホテルのレセプションの人というよりもバーテンダーさんがやってくれるし、その後ろのずらりと並んだ酒瓶に一気にテンションアップ。
ホテルロビーがバーになる。カウンターだけでなく、暖炉席も心地よさそう。8月だけど、夜は薪がくべられ、よい雰囲気に。
スモーキングルームはにじり口のような入り口から。中は暗くて狭くて穴ぐらっぽいう感じで逆に居心地よさそうだけど、煙が染み付いていて、スモークされちゃいそう。
3階のラウンジは徹夜明けの六本木からいきなり休日の朝の代々木上原に移ったのかと思わせるようなナチュラルな感じ。ここは24時間開放されていていつでもシャンパンやワイン、ビールにクラフトジンがセルフで楽しめる。
部屋は畳風な床に低いベッドがあるだけのシンプルなつくり。バーで飲んでそのままベッドに倒れこむというような設計か。その日もそのままバタンキュー。
部屋に置いてあるスナックやカップヌードルもおもしろい。カップヌードルは見たことのないおそらくタイのトムヤムヌードルっぽいもので、ピリ辛さが次の酒を欲させる。
こちらは大浴場とは別に2つあるプライベート浴室。プラス1万円で90分利用できるのだけど、ハーフのスパークリング3本付きというのがまた嬉しい。半屋外の浴槽にサウナに水風呂。ソファーもあるのでグラス片手にゆっくり入浴。
部屋のアメニティとは別のものが置いてあるのも、また嬉しい。イタリアのCarthusiaのもの。カラフルなデザインが気分を上げてくれる。
朝ごはんは、メインのガレットはソースを選んで、あとは好きなものを好きなだけ。しかも、朝から飲めと言わんばかりのテンションのあがるメニュー。朝から「稚鮎のベニエ」なんて。飲むつもりがなくても、飲む気になってしまう。姫サザエの香草バター、鱧のカダイフ巻き、鮑のバター醤油、、、。 つまんで、お酒を飲んでと永久運動。
後半はフローズンカクテルをいろいろと。なめらかで舌触りのいい氷にアルコールが含まれて、香りも味も心地いい。
結局チェックアウトぎりぎりの14時まで飲み続けで、フラフラ状態でチェックアウト。ちゃんとしたバーテンダーさんがつくってくれるカクテルを思う存分楽しんで、一人20杯は飲んだでしょうか...。ああ、楽しかったなぁ、また泊まりたい。(次回はヘパリーゼが必要かも)