【街×ホテル】ホテルが街を変える

ホテルが街を変える|街×ホテルというテーマの今回は、UDSの黒田哲二さんにゲストとしてお迎えしました。黒田さんは大学在学中、建築家を目指して就職しますが、作り手と使い手のコミュニケーションということをより深く考え、コーポラティブハウスやホテルづくりなどに関わるようになり、現職に至ります。動画に登場するホテルアンテルーム京都はもともと予備校の寮をリノベーションしてホテルで、10年前に京都の住宅街にオープンします。1階のギャラリーには企画展が催され、宿泊のゲスト以外にも多くの人が訪れます。また、このホテルができたことによって街も変わってきたといいます。街とホテルとの関連性や最近の取組みなどについて、サカキテツ朗大正大学客員教授が黒田さんにいろいろお話をお伺いします。(このプログラムは大正大学表現学部街文化プランニング演習の2021年度授業にも使用されています) 

黒田 哲二さん|UDS株式会社 代表取締役社長|1977年神戸生まれ、東京育ち。東京大学工学部建築学科卒業後、隈研吾建築都市設計事務所を経て、2005年株式会社都市デザインシステム(現UDS)入社。企画開発業務を担当。2008年より森ビル株式会社にて虎ノ門ヒルズ開発業務に携わり、新虎通りを中心とした活性化、エリアマネジメントを手がける。2015年10月UDS株式会社へ復帰し国内外プロジェクトの企画を担当。2020年4月より現職。 誉都思建筑咨询(北京)有限公司董事長。韓国UDS株式会社取締役。

サカキテツ朗|サカキラボ所長・大正大学客員教授|三菱地所にて丸の内のPR、商業施設のプランニングを実施後、2005年にサカキラボを設立。行動心理学に基づいたコミュニケーションやデザインを研究・開発しているほか、オフィスにキッチンのあるスペース「LAB and Kitchen」を2015年に東京神保町に開設。大正大学では表現学部街文化プランニングコースで授業を行う。


「街の因数分解」とは サカキテツ朗大正大学客員教授は30年以上街や不動産に関わる仕事をしてきました。その間にもさまざまな街を旅し、生活し「街の魅力ってなんだろう」ということを考えてきました。この居心地の良さってなんだろう、ここで打合せをするとワクワクするという感覚、また逆にここにいるとどんよりする...ってこともあります。今回「街の魅力を因数分解する」というテーマで様々な分野の専門家の方々と街を巡り、その魅力の要因を解明してゆきたいと思います。 


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