街をどう分析するか|街プラニング演習_02

街文化をプランニングする時にまず最初に取りかかることが街を分析することです。前回はその分析についてプランナーの井田順子さんにお話しをお伺いしました。今回は分析をより具体的にどのように実施したら良いのかを経営コンサルタントの古市今日子さんに解説していただきました。古市さんはホテル・旅館再生を取り組まれているのですが、その際も現状の分析をとても重要視しています。また分析とはめざす理想の姿と現状のギャップを見つけることだと解説します。そのギャップをどのような手法で見つけるのか。分析の手法とプロセスについて大正大学の客員教授のサカキテツ朗がお話をお伺いします。


今回のゲスト:古市今日子さん(経営コンサルタント)→詳しくはこちら

サカキテツ朗|サカキラボ所長・大正大学客員教授 サカキラボ所長。三菱地所にて丸の内のPR、商業施設のプランニングを実施後、2005年にサカキラボを設立。行動心理学に基づいたコミュニケーションやデザインを研究・開発しているほか、オフィスにキッチンのあるスペース「LAB and Kitchen」を2015年に東京神保町に開設。大正大学では表現学部街文化プランニングコースで授業を行う。 


「街の因数分解」とは サカキテツ朗大正大学客員教授は30年以上街や不動産に関わる仕事をしてきました。その間にもさまざまな街を旅し、生活し「街の魅力ってなんだろう」ということを考えてきました。この居心地の良さってなんだろう、ここで打合せをするとワクワクするという感覚、また逆にここにいるとどんよりする...ってこともあります。今回「街の魅力を因数分解する」というテーマで様々な分野の専門家の方々と街を巡り、その魅力の要因を解明してゆきたいと思います。 

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